介護が教えてくれたこと

実際に介護をして気づいたことや感じたことがたくさんあります。

まず「介護士」と呼ばれる人の素晴らしさ。

安い賃金で、見知らぬ人の身の回りの世話をしてくれる介護士。

私には絶対に出来ない事なので本当に尊敬します。

仕事だから当たり前と言ってしまわれたら仕方がありませんが、自分自身に絶対に出来ない仕事ってありませんか?

私にとってそれが介護の仕事なのです。

身内を介護するだけでもものすごい苦労をするのに、何人も介護をするといった介護士の人は本当に素晴らしいと感じました。

しかし、介護士の現状は非常に過酷な労働条件と聞いた事があります。

労働時間、賃金、環境、全てにおいて苦労をすると話していました。

介護用品も施設によっては充実していない場所もあり、結果的に介護士への負担が増える。

施設に入る人はどんな施設の人でも同じレベルの介護を受けられる様に国がして欲しいとまで話していました。

もっと介護の仕事が人々に認知されていれば介護用品も需要が高まり値段も下がる。

介護用品を購入したくても、設備を整えたくても資金の問題で整えることも購入することも出来ない施設があるらしいのです。

車椅子一つにしても決して安いものではありません。

海外では設備が充実しており介護先進国では高齢者がとても楽しそうに、悠々自適に生活をしている国もあります。

高齢化社会と言われている今の日本で介護の設備が充実していないのはもっと問題にするべきではないでしょうか。

今の若者が高齢者になった時には日本はどの様な国になっているのか。

恐らく若者だけではなく、近い将来定年を迎え、高齢者と呼ばれる年齢になる人々もかなり多くの不安を抱えているのではないでしょうか。

私が介護をして感じたのは「富裕層」の人間には優しくそれ意外の人には冷たい国。

そんな風にも感じました。

介護用品もお金がたくさんあれば購入できるし、設備の充実した場所で暮らせる。

老後にも楽しいことはたくさんあると祖母が話していました。

でも私達が老人になる頃の日本が心配とも話していました。

人間も動物も高齢化が進んでいる中、国がもっと福祉に力を入れてくれなければ行き倒れする人や、適切な医療や治療を受ける事が出来ない人が続出するのではないでしょうか。

介護を経験しなければここまでの感情は生まれなかったと思いますし、漠然と考えるだけだったと思います。

老後が楽しみと言える様な国に、他国から羨ましがられるような老後に、日本の介護用品や介護は素晴らしいと言ってもらえる様に、皆で愛護を持って介護をすれば良いと思います。